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忘れたころにやってくる虫歯痛のメカニズム

は、歯が痛い! 突然やってくる虫歯の痛み。その時はすごく痛むのに、歯磨きをしたり我慢して数日たつと・・・治まった!?
しかも、そのあと1ヵ月以上も痛みがない・・・って経験ありません? 虫歯が治ったわけじゃないのに痛みが治まるのはなぜ?

歯の構造は、一番外側は硬くて神経が通っていないエナメル質、その内側が象牙質になっていて、さらにその中に神経や血液が通っています。
最初に痛みを感じるのは、虫歯菌が象牙質部分に到達したとき。ここには細かい神経があるので、虫歯菌が侵入して孔が空くと、食べ物などが直接神経を刺激して痛みを感じます。
ただ、唾液に含まれるカルシウムやリンには、歯を自ら修復する“再石灰化作用” があるので、しばらくたつとむき出しになった象牙質部分が自然とコーティングされます。そのため、食べ物などの刺激を防ぎ、一時的に痛みが治まるんですよ。歯磨き粉のフッ素も再石灰化を高める作用があります。
唾液のパワーってすごいのね~。

「じゃあその“再石灰化”が進むと虫歯菌も死ぬの?」
虫歯は自然に治癒しないので、あくまで虫歯によって空いた孔が再石灰化されて、一時的に痛みを感じないだけ。その間も虫歯菌は内部に侵食し、神経が密集している歯髄に到達すると、2度目の痛みを感じます。この段階を過ぎると神経が腐って死んでしまい、痛みが治まるんです。

「神経が腐ったら、もう痛みは来ない?」
虫歯菌は歯の根元や神経の管に膿となって溜まるので、歯ぐきなど歯の周辺部分の神経を刺激して第3の痛みが生じます。さらに進行すると、目の周りやアゴから耳にかけて腫れ上がったり、虫歯菌が頬を貫通して穴が空くこともあるんです。恐ろしい・・・・。ちなみに、寝不足などで抵抗力が落ちている時は、虫歯が進行しやすいそう。放置してる虫歯、次の痛みがくる前に治します!

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